バイエルン・ミュンヘンのハンジ・フリック監督は、EURO2020終了後のドイツ代表指揮官就任にむかっていることを明かした。21日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。
フリック氏は昨季途中からバイエルンで指揮を執ると、ブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成。今季はUEFAチャンピオンズリーグではベスト8での敗退となったが、今月8日にブンデスリーガ9連覇を達成している。
しかし、同氏はかねてからハサン・サリハミジッチSD(スポーツディレクター)との良好な関係にはないと伝えられると、先月17日に行われたブンデスリーガ第29節・ボルフスブルク戦後のメディアインタビューにおいて、今季限りで退団する意思を明かしていた。また、バイエルンは現在RBライプツィヒを率いているユリアン・ナーゲルスマンの次期監督就任を先月末に公式発表している。
フリック氏の去就を巡っては、ヨアヒム・レーブの後任としてドイツ代表監督に就任する可能性が高い中、一部のスペインメディアはバルセロナがロナルド・クーマン監督の後任候補としてリストアップしていると報道。
ただ、同氏は最終節・アウクスブルク戦の前日記者会見で「DFB(ドイツサッカー連盟)と会談を行ってきた。ドイツ代表に関する私の考えを誰もが理解している」とコメント。ドイツ代表監督就任に近づいていることを明かした。
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