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マンチェスター・ユナイテッドから嬉しいニュースが届いた。
エディンソン・カバーニが、2022年までの契約延長でクラブと合意するというものだ。カバーニは今シーズンからユナイテッドに加入したが、当初は1シーズンのみで退団というのが大方の予想だった。
しかし、プレミアリーグ1年目の今シーズンは最終節を前にしてリーグ戦「10ゴール3アシスト」と大きな活躍を見せたカバーニ。またUEFAヨーロッパリーグ準決勝であるローマ戦(合計8-5で勝利)は、欧州大会を熟知したカバーニの魅力が詰まった印象的なゲームだった。
ブルーノ・フェルナンデスのチャンスメイクに注目が集まりがちの中、多少無茶なボールがペナルティエリア内に入って来たとしても、いとも簡単にゴールへと結びつけるカバーニの熟練プレーも間違いなくユナイテッドの躍進に貢献している。スタートからでもよし、途中出場からでもよし、足でも頭でもよし。34歳とキャリアは後半に差し掛かっているカバーニはまだまだ衰えを知らない。
そんなカバーニの契約延長は、ユナイテッドのあるジンクスを打ち破ることを意味するのかもしれないのだ。それは「赤い悪魔」のエースだけが着ることを許される「背番号7の呪縛」である。
ユナイテッドの背番号「7」はこれまでに、ジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドなど、そうそうたるレジェンドたちが背負った栄光の背番号だ。しかし、C・ロナウドがレアル・マドリードに移籍して以降、背番号「7」を背負う選手が活躍できないという負のジンクスが続いている。
ここではユナイテッドの背番号「7」を背負い、負のジンクスに沈んでしまった5人の選手をご紹介する。
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マイケル・オーウェン
シーズン:2009/2010~2011/2012
C・ロナウドのユナイテッド退団後、最初に背番号「7」を継承したのはマイケル・オーウェンだった。リバプールで大活躍を見せたワンダ―ボーイがニューカスル・ユナイテッドを経て2009年にユナイテッドへ加入した。
しかしオーウェンがユナイテッドで記録したゴール数は、3シーズンでわずか17。前任者の圧倒的な記録と比較してももの足りない印象が残ってしまう。ここから背番号「7」の呪いが始まったと言っても過言ではない。
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アントニオ・バレンシア
シーズン:2012/2013
オーウェンから背番号「7」を受け継いだのがアントニオ・バレンシアだ。2009年の夏にユナイテッドへ加入しウインガーとしての活躍を期待された。
しかし、C・ロナウドと同じ背番号に同じポジションと、何時も比較される重圧に耐えることができずに、1シーズン目は30試合で1ゴールと結果を残すことができなかった。2シーズン目には背番号を「25」に変更。それ以降はサイドバックへとコンバートを果たして主力選手として活躍した。
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