レアル・マドリード指揮官就任が噂されるマッシミリアーノ・アッレグリ氏は、トッテナム・ホットスパーからのオファーを拒否していたようだ。20日、スペイン紙『アス』が報じている。
アッレグリ氏はサッスオーロやカリアリを率いた後、2010年夏にミランの指揮官に就任。ミランでは2013/14シーズン途中まで率いて1度のリーグ優勝を果たした。2014/15シーズンからユベントスの監督を務めると、5度のスクデット獲得に4度のコッパ・イタリア制覇、2度のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝という成績を残し、2019年5月に退任。現在はフリーの身となっている。
一方、トッテナムは先月16日に行われたプレミアリーグ第32節・エバートン戦で2-2のドローに終わった後、ジョゼ・モウリーニョ監督を解任。今季残り試合ではコーチを務めるライアン・メイソン氏が暫定的に指揮を執る中、クラブ首脳陣は新指揮官の招へいに動いている。
モウリーニョ監督の後任候補には、ユベントスやチェルシー、ナポリを率いていたマウリツィオ・サッリ氏やRBライプツィヒを率いた過去を持つラルフ・ラングニック氏、さらにはボルシア・ドルトムントのエディン・テルジッチ監督など多くの名前が挙がっていた。その中、トッテナムはアッレグリ氏に対して監督就任の打診を行っていた模様。しかし、同氏はこれを却下したようだ。
なお、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は今季終了後にクラブを去る可能性が高い。また、レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)で指導者としての経験を重ねているラウール・ゴンサレス氏の内部昇格の噂も飛び交う中、レアル・マドリードはアッレグリ氏に対して1000万ユーロ(約13億3000万円)という巨額の年俸を用意していると伝えられている。
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