明治安田生命J1リーグの柏レイソルでプレーした過去をもつ日本代表FW伊東純也は、ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のクラブ・ブルージュをはじめ複数クラブから関心を寄せられているようだ。18日、ベルギーメディア『VOETBAL』が報じている。
伊東純也は明治安田生命J1リーグの柏レイソルで一瞬で相手を抜き去るドリブルスピードを武器にブレイクを果たし、2019年1月にKRCヘンクへ買い取りオプション付きのレンタルで加入。海外挑戦1年目にして公式戦12試合で先発出場してレギュラーに定着すると、昨季は右サイドを主戦場にほぼ全試合で先発メンバーに名を連ねていた。
そして昨年3月にはヘンクへの完全移籍を果たすと、今季もここまで公式戦40試合に先発出場して12ゴール15アシストをマーク。ベルギー国内でブレイクしたアタッカーとして注目を集めている。
伊藤純也とヘンクの現行契約は2023年6月まで残っているが、クラブ幹部は先月末のメディアインタビューで同選手の引き留めが厳しいという見方を示していた。その中、今季のリーグ戦を1位で終えたクラブ・ブルージュが同選手獲得にむけてヘンク首脳陣へコンタクトをとった模様。これに対して、ヘンクは1000万ユーロ(約13億3000万円)以下のオファーを却下する姿勢を見せているようだ。
なお、伊藤純也にはクラブ・ブルージュの他にもベルギー国内外の複数クラブが獲得に興味を示しているものとみられる。周囲からドイツやフランスなど欧州主要1部リーグへのステップアップ移籍を期待する声が上がる中、現在28歳の同選手はどのような決断を下すのだろうか。
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