アジアサッカー連盟(AFC)は16日、北朝鮮代表がFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選兼AFCアジアカップ予選を棄権することを公式発表している。
北朝鮮代表はグループHで韓国、トルクメニスタン、レバノン、スリランカと同居。ここまでの5試合を2勝2分1敗で終えており勝ち点8を獲得している。その中、新型コロナウイルス感染拡大の影響により今年3月に開催予定となっていた公式戦が延期。グループHの残り試合は6月3日からおよそ2週間にわたり韓国国内で集中開催することをすでに決まっていた。
しかし、AFCは北朝鮮代表が3試合を残して大会を棄権することを発表。新型コロナウイルスの影響によるものとみられるが、AFCは棄権の理由を明らかにしていない。また、北朝鮮代表がすでに消化した5試合の扱いについても現時点では未定となっている。
なお、グループHではトルクメニスタンが勝ち点9で首位に立っているが、韓国、北朝鮮、レバノンが勝ち点8で並ぶなど、混戦模様を呈していた。今回の北朝鮮代表棄権により、最終予選への切符をかけた戦いに変化が生まれるかもしれない。
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