アーセナルやフェイエノールトでプレーした過去を持つFW宮市亮は、今季終了後に2. ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリとの契約を更新せず退団することが濃厚となっているようだ。15日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
宮市亮は2015年夏にアーセナルとの契約を解除し、ザンクト・パウリにフリーで加入。しかし、開幕前のトレーニングマッチで左ひざの前十字靭帯断裂という大怪我を負い、移籍1年目はリーグ戦6試合の出場に終わる。その後も度重なる負傷離脱に悩まされていたが、2018/19シーズン以降は公式戦でコンスタントに出場機会を得ていた。ただ、同選手は再びひざのコンディションに問題を抱えると、昨年6月5日に行われた2.ブンデスリーガ第30節・ボーフム戦を最後に公式戦でピッチに立っていない。
宮市亮とザンクト・パウリの契約期間は今年6月までとなっているが、クラブ首脳陣は同選手がこれまで数度にわたり長期離脱を強いられてきたことを踏まえ、契約更新を行わない方針を固めたようだ。
なお、同選手は今季のリーグ戦残り2試合となる中、16日開催予定のハノーファー戦で今季初めてベンチ入りする可能性が伝えられている。
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