インテルはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと契約延長交渉を行っていたが、ここにきてアトレティコ・マドリード移籍の可能性が浮上しているようだ。13日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』やスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
ラウタロ・マルティネスは2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入すると、移籍1年目から前線の主力に定着。今季はここまで公式戦44試合に出場し17ゴール9アシストをマーク。ベルギー代表FWロメル・ルカクとともに強力な攻撃陣を形成し、スクデット獲得に大きく貢献している。
ラウタロ・マルティネスとインテルの現行契約は2023年6月で満了を迎えるが、今年3月の時点で契約期間を1年延長することで両者が合意したと伝えられているが、いまだに契約延長の公式発表は行われていない。
その中、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はインテルが財政面で問題を抱えていることにより、8000万ユーロ(約105億円)以上のオファーが届き次第、同選手の放出に応じる姿勢を見せていると主張。また、『ムンド・デポルティーボ』はアトレティコ・マドリードがポルトガル代表FWジョアン・フェリックスのパフォーマンスに満足していないため、ラウタロ・マルティネスの獲得に向かっていると報じている。
インテルは2010/11シーズン以来となるセリエA優勝を果たしたものの、現有戦力の維持が困難となっているかもしれない。
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