ミランはイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの今夏放出を考慮していないようだ。11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ロマニョーリは2015年夏にローマからミランへ完全移籍により加入すると、ディフェンス陣に必要不可欠な存在に成長。2018/19シーズンからはキャプテンを務めている。今季は負傷離脱により開幕戦には間に合わなかったものの、ここまで公式戦28試合に先発出場。ただ、今年2月末以降は低調なパフォーマンス露呈すると、今年3月中旬から1カ月にわたってふくらはぎの負傷により戦列を離れていた。
同選手は先月中旬に復帰したものの、デンマーク代表DFシモン・ケアーやイングランド代表DFフィカヨ・トモリの前に先発での出場機会に恵まれていない。また、9日に行われたセリエA第35節・ユベントス戦でもチームが3-0と勝利した傍らで出番は訪れなかった。
ミラン首脳陣は今冬にチェルシーから半年間のレンタル移籍により加入しているトモリのパフォーマンスを高く評価。今週に入って2800万ユーロ(約36億9000万円)により買い取りオプション行使を決断したと伝えられている。しかし、ロマニョーリも来季の構想に含めているものとみられ、オファーには応じない姿勢を見せているようだ。
なお、ミランはリーグ戦残り3試合でトリノ、カリアリ、アタランタと対戦する。トモリがリーグ戦10試合連続でフル出場している中、ロマニョーリは少ないチャンスで本来のパフォーマンスを発揮したいところだ。
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