アーセナルは今夏のマーケットでオリンピック・リヨンから現在レンタル移籍中のフランス人FWムサ・デンベレとデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンの今夏獲得を狙っているようだ。11日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
デンベレは2018年夏にスコットランドの強豪セルティックからリヨンに加入。昨季は公式戦46試合に出場し24ゴールをマークしたほか、主力としてUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト4入りに大きく貢献。しかし、今季はリヨンで公式戦わずか6試合の先発出場にとどまると、今冬にアトレティコ・マドリードへ半年間のレンタルにより加入しているが、アトレティコでも出場機会に恵まれていない。
また、アンデルセンは2019年夏にサンプドリアからリヨンへ完全移籍により加入。しかし、昨年1月から出場機会を減らすと昨年10月にフラムへレンタルにより加入。自身初のプレミアリーグ挑戦であるものの、今季ここまで29試合に先発出場している。
一方、アーセナルは現在プレミアリーグ9位に沈んでおり来季の欧州カップ戦出場権を逃すことがほぼ確実となっている。そのため、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットをはじめ複数選手の放出に踏み切る模様。クラブ首脳陣は新戦力としてリヨンが保有権を持つ2選手を迎え入れたい考えを持っているが、リヨンは少なくとも5000万ユーロ(約66億円)を要求するものとみられる。
コメントランキング