昨季北中米カリブ海王者に輝いたリーガMX(メキシコ1部)のUANLティグレスに所属するFWアンドレ=ピエール・ジニャックは、東京五輪のフランス代表オーバーエイジ(OA)枠のリストに名を連ねたようだ。10日、フランス紙『レキップ』が報じている。
ジニャックは2015年にオリンピック・マルセイユを契約満了により退団しUANLティグレスへ加入。移籍1年目からリーガMXの得点王に輝くと、翌シーズン以降も主力としてゴールを量産。昨季はクラブを北中米カリブ海王者に導くと、今年2月に中東で開催されたFIFAクラブワールドカップ2020でも3得点を叩き出していた。
フランス代表は東京五輪男子サッカー競技のグループステージで日本、南アフリカ、メキシコと対戦することが決まっている。その中、代表チームを率いるシルバン・リポルはリーグアン(フランス1部)のロリアンでかつてともに仕事をしたジニャックを招集する意向を固めたものとみられる。
2010年のFIFAワールドカップ・南アフリカ大会やEURO2016でメンバー入りした実績を兼ね備えるジニャックは35歳の今でもなお生粋のストライカーとして健在であるだけに、森保一監督率いる日本代表を脅かす存在になるかもしれない。
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