明治安田生命J3リーグのガイナーレ鳥取は10日、先日解任となった髙木理己氏の後任として、FC琉球や鹿児島ユナイテッドを率いた実績を持つ金鍾成氏の招へいを公式発表している。
金鍾成氏は朝鮮大学校サッカー部の監督を務めた後、2016年にFC琉球の監督に就任。2018シーズンにクラブ史上初となるJ3リーグ優勝、J2リーグ昇格を成し遂げている。その後、2019シーズンから鹿児島ユナイテッドを率いていたが、就任1年目にJ2リーグ21位に終わりJ3リーグへ降格。昨季終了後に鹿児島ユナイテッドの指揮官を退任していた。
一方、ガイナーレ鳥取は今季のJ3リーグ開幕節・鹿児島ユナイテッドFC戦で3-2と勝利したものの、その後はリーグ戦4試合で未勝利と勝ち点を伸ばすことができなかった。そして先月25日に行われた第6節・カマタマーレ讃岐戦で5試合ぶりに白星をあげたが、今月2日のヴァンラーレ八戸戦で敗戦。クラブ首脳陣は成績不振を理由に髙木理己の解任に踏み切っていた。
金鍾成氏はガイナーレ鳥取の監督就任について「シーズン途中での監督交代という混乱をしっかり受け止めて、強い気持ちで戦っていきたいと思っています。よろしくお願い致します」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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