ラ・リーガ バルセロナ

バルサとPSGが東京五輪世代のブラジル代表DFに関心。モナコは最低33億円を要求か

カイオ・エンリケ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナはASモナコに所属する東京五輪世代のブラジルU23代表DFカイオ・エンリケの獲得に興味を示しているようだ。7日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。

 エンリケはアトレティコ・マドリードで出場機会に恵まれずカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフルミネンセやグレミオへレンタル移籍により在籍。しかし、昨夏にASモナコへ完全移籍により加入すると、負傷により開幕から出遅れたが、昨年11月以降は左サイドバックのレギュラーに定着。今季ここまで公式戦24試合に先発出場しており、リーグアンを代表するサイドバックとしてブレイクを果たしている。

 一方、バルセロナはスペイン代表DFジョルディ・アルバが長らく左サイドバックのレギュラーを務めているが、同選手の後継者としてエンリケに熱視線を送っている模様。『UOL』はモナコが少なくとも2500万ユーロ(約33億円)を要求すると主張しているほか、パリ・サンジェルマンも関心を寄せていると伝えている。

 なお、エンリケとモナコの契約期間は2025年6月までとなっている。ブラジル代表の一員として東京五輪出場を狙う同選手は、今夏にビッグクラブへ再び加入するのだろうか。