明治安田生命J3リーグのガイナーレ鳥取は6日、髙木理己監督を5月4日付で解任したことを公式発表している。
ガイナーレ鳥取は今季のJ3リーグ開幕節・鹿児島ユナイテッドFC戦で3-2と勝利したものの、その後はリーグ戦4試合で未勝利と勝ち点を伸ばすことができなかった。そして先月25日に行われた第6節・カマタマーレ讃岐戦で5試合ぶりに白星をあげたが、今月2日のヴァンラーレ八戸戦で黒星を喫したことにより、12位に沈んでいた。
髙木理己氏は今回の解任について「まず、強翔というスローガンに相反する結果となっている現状を、ガイナーレ鳥取に関わる全ての皆様に深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありません。この結果は、このグループの最大値を引き出し、繋げていく事ができなかった私の責任です」
「貫く事で掴める明日と、貫く事で掴めなくなる明日があるこの世界で、私は常に前者を選択してきました。その日常に選手、コーチングスタッフは、自分の持てるもの全てを注ぎ込んでくれました。その姿勢には感謝しかありません。そして何より、毎試合後押ししてくださったサポーターの皆様に感謝申し上げます。皆様の作り上げるスタジアムの空気が大好きでした。本当にありがとうございました。最後になりますが、ガイナーレ鳥取のJ2昇格を祈願すると共に、オールガイナーレの皆様の幸せを願っております。またお会いしましょう。さようなら!」とサポーターにメッセージを送っている。
また、ガイナーレ鳥取の塚野真樹代表取締役社長は「この度、髙木監督を解任することを決断いたしました。理由は成績不振です。髙木さんは「オールガイナーレ」の言葉をクラブにもたらしてくれた方です。その方と袂を分かつことは大変苦しいことですが、掲げるJ2復帰を目指すため、現状に変化をもたらさないといけないと考え、決断いたしました」
「3シーズンにわたる指揮と、注いでくださったクラブへの愛情に、心より感謝申し上げます。非常に苦しい状況を打破するために、もがき続けなければなりません。ファン・サポーターの皆様には、引き続きガイナーレ鳥取へのご支援ご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントを残している。
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