トッテナム・ホットスパーは先月にジョゼ・モウリーニョ監督の解任に踏み切っているが、後任として元ユベントス指揮官のマウリツィオ・サッリ氏の他に現在アタランタを率いているジャン・ピエロ・ガスペリーニ氏もリストアップしているようだ。5日、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
トッテナムは今年1月下旬からリーグ戦で黒星が先行。今年3月はじめには公式戦5連勝を飾るなどチーム状況が上向きつつあったが、ディナモ・ザグレブ相手にUEFAヨーロッパリーグ・ベスト16で敗退。そして先月16日に行われたプレミアリーグ第32節・エバートン戦では2-2のドローに終わると、19日にモウリーニョ監督を解任。今季残り試合ではコーチを務めるライアン・メイソン氏が暫定的に指揮を執ることを発表している。
トッテナムの来季指揮官を巡っては、RBライプツィヒを率いた過去を持つラルフ・ラングニック氏の名前が候補にあがる中、クラブ首脳陣はサッリ氏の代理人との交渉を開始したと伝えられていた。
しかし、トッテナムはアタランタを率いるガスペリーニ氏もリストアップしている模様。ガスペリーニ氏は直近数シーズンにわたりアタランタに好成績をもたらしており、今季もリーグ戦で来季UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内に食い込むなど確かな手腕を発揮している。
ただ、アタランタとの現行契約を2022年6月まで残していることにくわえて、周囲ではアタランタからの引き抜きが極めて難しいという声が上がっている。
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