バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョには今夏退団の可能性がささやかれているが、大半のファンが同選手の放出を望んでいるようだ。29日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
コウチーニョは2018年1月にリバプールからバルセロナへ完全移籍により加入。その後、2019年夏にバイエルン・ミュンヘンへ1年レンタルにより加わると、昨季はブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠達成に貢献したが、昨夏にバルセロナへ復帰している。
また、同選手は今季ロナルド・クーマン監督のもとで公式戦14試合に出場し3ゴール2アシストをマークしていたが、昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。そして今月にはブラジルへ帰国し再手術に踏み切っていた。
現在28歳のコウチーニョはバルセロナとの契約期間を2023年6月まで残しているが、『ムンド・デポルティーボ』が同選手の去就についてファンにアンケートを行ったところ、90%近くが放出に賛同する意思を示しているようだ。
なお、コウチーニョにはエバートンが獲得に興味を示しているものとみられ、移籍金として4000万ユーロ(約53億円)を用意していると伝えられている。
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