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ミラン、ピオリ監督の来季続投が既定路線か!CL出場圏外で解任と報道も…

ステファノ・ピオリ 写真提供: Gettyimages

 ミランは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合でもステファノ・ピオリ監督を続投させるようだ。29日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。

 ミランは今季序盤から順調にリーグ戦で勝ち点を積み重ねると今年2月まで首位に立ち、周囲からリーグ優勝を期待する声が上がっていた。しかし今年2月下旬に行われたミラノダービーで黒星を喫すると首位から陥落。さらに今月下旬にはスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを負傷離脱で欠く中、サッスオーロ戦とラツィオ戦で連敗を喫し、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃す危機に直面している。

 その中、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアは28日、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合にはクラブ首脳陣が2022年6月まで契約を残しているピオリ監督を解任する可能性があると報じていた。

 しかし、『トゥットスポルト』はミランが同監督の手腕を高く評価していることから今季の結果に関わらず、来季も引き続き指揮を執ることが既定路線になっていると主張している。

 なお、ミランは今季残りのリーグ戦5試合でユベントスやアタランタとの直接対決を控えている。ミランも含めて2位から5位までの4クラブが2ポイント差以内にひしめき合う中、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権をかけた戦いから目が離せない。