バルセロナはフランス代表FWウスマン・デンベレと契約延長にむけた動きに進展がないようだ。18日、スペイン紙『アス』が伝えている。
デンベレは2017年夏にブラジル代表FWネイマールの後釜としてボルシア・ドルトムントからバルセロナへ完全移籍により加入。移籍当初は度重なる負傷離脱により出場機会が限られ、周囲から批判を浴びていた。今季はここまで公式戦22試合に先発出場しているが、3バックシステムを基本とした布陣に変更して以降は先発での出場機会を増やすなど、ロナルド・クーマン監督からの評価を高めていた。
バルセロナはデンベレとの契約期間が2022年6月までとなっているが、現時点で契約延長にむけた両者の話し合いは進んでいない模様。しかし、デンベレ本人は先日のメディアインタビューにおいてバルセロナとの新契約締結を望んでいることを明かしていた。
なお、バルセロナは仮にデンベレと新契約を結ぶ場合には1億2000万ユーロ(約157億円)にものぼる契約解除条項を設定するようだ。バルセロナ加入後は度重なる負傷離脱や再三にわたるトレーニングへの遅刻により周囲から批判を浴びてきた同選手は、今季残り試合で好パフォーマンスを発揮しつづけて首脳陣からの評価を変えたいところだ。
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