セリエAや明治安田生命Jリーグでプレーした過去を持ち、現在はパラグアイ1部のスポルティボ・ルケーニョに所属する元日本代表FW森本貴幸が18日にルケーニョでのデビューを飾った。
森本貴幸はカターニャやノヴァーラでプレーした後、UAEアラブ首長国連邦のアル・ナスルへのレンタル移籍をへて2013年にジェフユナイテッド市原・千葉に完全移籍。その後、川崎フロンターレ、アビスパ福岡とJリーグクラブを渡り歩くと、昨年9月にアビスパ福岡との契約を解除した上でギリシャ3部のAEPコザニに加入していた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりリーグ戦が開催されないことにくわえて全体トレーニングも行われていないことから今年1月末に退団。先月にパラグアイ1部のスポルティボ・ルケーニョへの加入が公式発表されていた。
森本貴幸は先月中旬にひき逃げと飲酒運転の疑いで逮捕されたことにより、一部から国内での公式戦に出場できないかもしれないという声が上がっていた。しかし、同選手は18日に行われたリーグ戦でベンチ入りを果たすと81分からピッチに立ち、ルケーニョ移籍後初めてプレーしている。
また、試合後に森本貴幸本人は自身のSNSアカウントを通じて「デビューしました。今後もルケーニョの力に!」とスペイン語でコメントを残している。
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