フィオレンティーナはミランやマンチェスター・ユナイテッドなど複数クラブから関心を寄せているセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチの流出阻止にむけて契約内容の見直しを行うようだ。17日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在21歳のブラホビッチは2018年夏にセルビアの強豪パルチザンからフィオレンティーナに完全移籍により加入。今季はここまで公式戦33試合に出場して15ゴールをあげるなどさらなる成長を遂げている。一方でフィオレンティーナは同選手との契約期間を2023年6月まで残す中、同選手に対して年俸を現在の3倍である120万ユーロ(約1億5600万円)まで引き上げた新契約を提示。しかし、選手サイドはこのオファーに応じない姿勢を見せている。
ブラホビッチの去就を巡っては、ミランはすでに同選手の代理人にコンタクトをとっているほか、ローマも獲得オファーを用意している模様。また、ボルシア・ドルトムントやユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールが獲得に興味を示している。
その中、『コリエレ・デッロ・スポルト』はフィオレンティーナ首脳陣が新たに契約解除条項を盛り込むことを望んでいると主張。ビッグクラブからのオファーがあった場合には容易に応じない方針を打ち出しているようだ。
セリエAにおける屈指の有望株として注目を集めるブラホビッチだが、今夏のマーケット期間における主役のひとりになるかもしれない。
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