
明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去を持ち、現在ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVVに在籍しているFW鈴木優磨が今夏のマーケット期間で移籍するかもしれない。17日、ベルギーメディア『Voetbalbelgie』が報じている。
現在24歳の鈴木優磨は2019年夏に鹿島アントラーズからシント=トロイデンVVへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季にリーグ戦で24試合に出場し7ゴールをマークすると、今季は33試合で先発出場し17ゴールをあげるなど、中心選手としてチームをけん引している。
その中、『Voetbalbelgie』は新型コロナウイルス感染拡大の影響もありシント=トロイデンVVが財政面の改善を図る必要性に迫られていることから、同選手がドイツやイタリアなどヨーロッパの主要1部リーグへ放出することを検討していると報道。また、昨夏には鈴木優磨の獲得へ移籍金300万ユーロ(約3億8000万円)のオファーを提示されていたものとみられるが、具体的なクラブ名は明らかになっていない。
なお、シント=トロイデンVVは18日に今季のリーグ戦最終節・アンデルレヒト戦を控えている。2桁ゴールを叩き出すなど鮮烈なパフォーマンスを披露している鈴木優磨だが、ステップアップの移籍が実現するかもしれない。
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