今シーズンも終盤戦となる欧州各国リーグ。終わりへ着実に向かい始めている中、いつかまたスタンドに大勢のファンが集まる光景を見たいと思う今日このごろ。
シーズンが終わりに近づくにつれて話題になるのは移籍ネタであるが、来シーズンに向けて各クラブ揃って選手補強に動き出す時期に差し迫っている。新型コロナウイルスの影響により、例年とは異なる収益インパクトが予想される中で、今夏の移籍市場はどのような動きを見せるのだろうか。
今夏の移籍市場を賑わすこと間違いなしの注目選手について『Skybet』のオッズを参考にしながら紹介していきたい。オッズの結果は、日本時間2021年4月17日21:00時点の結果を参照した。
アーリング・ハーランド
2019年に開催されたFIFAU-20ワールドカップでホンジュラス相手にたった1試合で9ゴールを上げ世界的に知名度を高めたアーリング・ハーランド。昨シーズンレッドブル・ザルツブルクからボルシア・ドルトムントに移籍し、そこでもなおゴールスコアラーとしてドルトムントの絶対的存在を化している。
しかし、ハーランドの父親と代理人であるミノ・ライオラ氏がバルセロナやレアル・マドリードを訪問し、来シーズンは違うユニフォームを着る可能性が報じられている。
▼移籍先オッズ
- マンチェスター・シティ:2.3倍
- レアル・マドリー:3.5倍
- バルセロナ:4.5倍
- マンチェスター・ユナイテッド:10倍
- チェルシー:12倍
ハーランドの獲得を切望するクラブは引く手あまた存在するが、その中でも巨額のマネーを保有するマンチェスター・シティ、レアル・マドリード、そしてバルセロナが現実的なところだろうか。順応性、得点力に優れた若武者の次なる新天地は一体どこになるのだろうか。
デクラン・ライス
ハードワークとインテリジェンス性がより求められるようになった近年のフットボール界において、デクラン・ライスはその高いハードルを21歳という若さでクリアした模様だ。中盤でのボール奪取には可能性を感じるものがあり、積極的な攻撃参加もできる総合値の高いプレイヤーだ。今シーズンウェストハムではトマーシュ・ソウチェクとのコンビでハマーズの中盤を支え、チャンピオンズリーグ出場に向けて着実に歩みを進めている。
▼移籍先オッズ
- マンチェスター・ユナイテッド:5倍
- チェルシー:6倍
- アーセナル:10倍
- マンチェスター・シティ:11倍
- リバプール:13倍
そんな彼を巡り、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーに移籍すると予想する人が多い。特にチェルシーはかつてライスが育った場所でもあり、若手にも責任感を与える風土を持った古巣への帰還となるとお互いに好都合なのかもしれない。またチェルシーMFのメイソン・マウントとは深い交友関係にあり、これも移籍に拍車をかけることになりそうだ。
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