ナポリはインテルやローマが関心を寄せているイタリア代表GKアレックス・メレトの今夏残留に全力を尽くすようだ。16日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』が伝えている。
現在24歳のメレトは2019年夏にウディネーゼからナポリへ完全移籍により加入。昨季は公式戦29試合に出場すると、今季はジェンナーロ・ガットゥーゾ監督がコロンビア代表GKダビド・オスピナと併用する方針を打ち出していることもあり、ここまで20試合でゴールマウスを守っている。
メレトとナポリの契約期間は2023年6月までとなっているが、メレト本人はあくまでも正守護神としてプレーすることを望んでいるものとみられ、クラブ首脳陣に今夏退団の意向を申し入れる可能性があると伝えられていた。また、インテルは現在36歳の元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチの後釜としてメレトの獲得を狙っているほか、昨夏に1年レンタルによる獲得を試みたローマも引き続き動向を注視している。
ナポリは来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得に失敗した場合にはセネガル代表DFカリドゥ・クリバリをはじめ複数選手の放出に踏み切る方針を固めたと報じられているが、メレトに関してはセリエAのライバルクラブへの放出を避けるためにも慰留に努めるようだ。
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