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清水エスパルス、ヘナト・アウグストの一時帰国を発表…過去に手術した左ひざの状態悪化

清水エスパルスのホーム IAIスタジアム日本平 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは14日、ブラジル人MFヘナト・アウグストが治療のため一時帰国することを公式発表している。

 ヘナト・アウグストは2012年にパルメイラスの下部組織からトップチーム昇格を果たしてプロデビューしたが、ポルトガルやブラジルの複数クラブへレンタル移籍を繰り返した後、2019年に清水エスパルスへ加入。移籍1年目はJ1リーグで21試合に出場すると、昨季もチームが下位に低迷する中リーグ戦26試合でピッチに立つなど、一定の出場機会を得ている。

 同選手は今季のJ1リーグ開幕節・鹿島アントラーズ戦でベンチ外となった後、自身のSNSアカウントを通じて以前手術した左ひざのコンディション回復に努めていることを明かしていた。その後、先月10日に行われた第3節・セレッソ大阪戦で後半途中からピッチに立つと、14日に開催された第4節・サガン鳥栖戦では初めて先発起用されていた。

 しかし、ヘナト・アウグストは第5節・サンフレッチェ広島戦を最後に公式戦での出番がなく、清水エスパルスは同選手が今月14日に左ひざ関節軟骨損傷のため治療により一時帰国することを発表している。なお、再来日の時期については現時点で未定となっている。