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名古屋グランパスMFシャビエル、ブラジル2部の古巣が再獲得狙うも断念。代理人が明かす

ガブリエル・シャビエル 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの名古屋グランパスに所属するブラジル人MFガブリエル・シャビエルにはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロが獲得に興味を示していたようだ。5日、ブラジルメディア『Superesporte』が伝えている。

 シャビエルはサンパウロの下部組織出身であり2013年にポルトゥゲーザでプロデビュー。その後、クルゼイロ、スポルチ、ヴィトーリアと渡り歩いて2017年7月にクルゼイロから名古屋グランパスへ期限付き移籍により加入している。名古屋グランパスでは移籍1年目にJ2リーグ16試合に出場して7ゴールをあげるなどJ1リーグ復帰に大きく貢献。翌2018シーズン以降も攻撃陣に必要不可欠な戦力として多くの試合でピッチに立っており、今季もし烈なポジション争いが繰り広げられる中、ここまでJ1リーグ4試合で先発メンバーに名を連ねている。

 その中、古巣であるクルゼイロがシャビエルの再獲得を検討していた模様。同選手の代理人はブラジルメディアの取材において「我々は少し前にシャビエルについてクルゼイロの幹部と会談を行ったが、話は進まなかった。今の彼の年俸は非常に高額だ」とクラブ首脳陣とコンタクトをとっていたことを明かしている。

 なお、クルゼイロは今年2月にブラジル人DFカカを徳島ヴォルティスに放出している。カカに対しては数カ月にわたり給与未払いの状況が続いており、クルゼイロは徳島ヴォルティスから受け取る移籍金の一部を選手サイドに支払うことで合意していたが、現在でも未払いとなっていることにカカ本人が自身のSNSアカウントを通じて怒りをあらわにしている。