チェルシー、米国代表MFがハムストリングを負傷。CLポルト戦1stレグの欠場濃厚に

　チェルシーのアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチは7日に控えるUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝・ポルト戦1stレグを欠場することが濃厚であるようだ。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　プリシッチは2019年夏にボルシア・ドルトムントからチェルシーへ加入。今季は筋肉系トラブルによる数度の負傷離脱もあり、ここまで公式戦16試合の先発出場にとどまっているほか、フランク・ランパードからトーマス・トゥヘルへの監督交代が行われた今年1月以降はプレミアリーグやUEFAチャンピオンズリーグでベンチスタートとなることが多く、チーム内での序列が低下している。

　その中で3日に迎えたプレミアリーグ第30節・ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦では先発出場し前半にゴールを決めたものの、負傷によりハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。また、試合後のメディアインタビューにおいてトゥヘル監督は同選手がハムストリングに問題を抱えたことを明かしていた。

　プリシッチの詳しい負傷状況については現時点で明らかになっていないが、周囲では少なくともポルト戦1stレグの出場は難しいという見方が広まっている。なお、チェルシーは来週なかばにポルト戦2ndレグに臨むほか、17日にはFAカップ準決勝・マンチェスター・シティ戦を控えている。