明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECに所属するブラジル人FWロマリーニョ獲得の可能性が消滅したようだ。1日、ブラジルメディア『O POVO』が伝えている。
現在27歳のロマリーニョは2013年にプロキャリアをスタートさせると複数のブラジル国内クラブを渡り歩き、2018年8月にフォルタレーザECへ加入。2020シーズンは前線の様々なポジションをこなしながら主力としてリーグ戦で31試合に先発出場していた。
フォルタレーザECとの契約を2022年6月まで残す同選手を巡っては、先月中旬から横浜F・マリノスが150万ドル(約1億5000万円)で保有権の70%を取得するという条件でオファーを提示。クラブ間交渉を順調に進めているという見方が広まっていた。
しかし、フォルタレーザECの幹部は新型コロナウイルス感染拡大の影響により日本への入国や就労ビザの取得が厳しい状況になっており、ロマリーニョの移籍交渉においても同様も問題に直面していることをメディアインタビューにおいて明かすと、2日になって横浜F・マリノスとの交渉を打ち切ったようだ。
なお、『O POVO』は同選手の移籍が実現した場合には102年に及ぶフォルタレーザECの歴史において史上最高額の取引になっていたと主張している。
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