アトレティコ・マドリードのメキシコ代表MFエクトル・エレーラは今季終了後にプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)の強豪ポルトへ復帰する可能性があるようだ。28日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
エレーラは2019年夏に契約満了によりポルトを退団すると、アトレティコ・マドリードへ加入。移籍1年目は筋肉系トラブルによる戦線離脱もあり公式戦18試合での先発出場にとどまると、今季も昨年12月以降に負傷離脱や新型コロナウイルス陽性による隔離があり、公式戦でわずか7試合の先発出場となっている。また、今月上旬に行われたレアル・マドリードとのダービーマッチでは個人的な理由により欠場していた。
エレーラとアトレティコ・マドリードの契約期間は2022年6月までとなっているが、ディエゴ・シメオネ監督の構想から外れている模様。その中、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督が同選手の再獲得にむけて動向を注視しているほか、アトレティコ・マドリードも800万ユーロ(約10億円)以上のオファーが届けば放出に応じるものとみられる。
スペイン代表MFマルコス・ジョレンテやMFコケらとのポジション争いで厳しい立場にあるエレーラだが、果たして来季からポルトガルで再起を図ることになるのだろうか。
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