明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディを昨季終了後に期限付き移籍期間満了に伴い退団したブラジル人FWクレビーニョは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエC(ブラジル3部)のサンタクルスFCへ加入間近となっているようだ。28日、ブラジルメディア『MERCADO DO FUTEBOL』が伝えている。
クレビーニョはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴの下部組織在籍時の2015年にブラジルU-17代表に選出されると、2017年にトップチーム昇格を果たしている。しかし、2019年までリーグ戦での出場機会はなく、同年夏に東京ヴェルディへ期限付き移籍により加入。移籍1年目はJ2リーグで13試合に出場していたが、昨季はわずか7試合の先発出場に終わると、東京ヴェルディは150万ドル(約1億6000万円)による買い取りオプションを行使することなくシーズン終了後に退団が決定していた。
CRフラメンゴはクレビーニョの保有権の50%を保持しているが、同選手を2021シーズンの構想に含めてない模様。一方、サンタクルスFCはレギュラーが固定できていない右サイドの補強が急務となっており、クレビーニョに白羽の矢を立てている。
また、クラブ間交渉はすでに最終段階に入っており、今週はじめに行われる交渉で合意に達する可能性があるようだ。なお、サンタクルスFCはクレビーニョと今年12月までの契約期間でサインを交わすものとみられる。
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