Jリーグ 横浜F・マリノス

横浜F・マリノスのチアゴ・マルチンス、今季の戦いぶりに「やや不安定なスタートだったが…」

横浜F・マリノスのサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスのブラジル人DFチアゴ・マルチンスは今季ここまでの戦いぶりに満足しているようだ。26日、ブラジルメディア『UOL』がこれを伝えている。

 チアゴ・マルチンスは2018年夏にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスから横浜F・マリノスへ加入。2019シーズンには日本代表DF畠中槙之輔とともに替えの利かないセンターバックとして公式戦34試合に出場しJ1リーグ優勝に貢献していたが、昨季は公式戦中断期間において負傷したこともあり、リーグ戦21試合の出場にとどまっていた。

 横浜F・マリノスは今季、先月26日に行われたJ1リーグ開幕節・川崎フロンターレ戦で敗れると、ホーム開幕戦の第2節・サンフレッチェ広島戦ではミスが重なりドローに終わっていた。しかし、10日に開催された第3節・アビスパ福岡戦でリーグ戦初勝利を飾ると、その後の浦和レッズ戦と徳島ヴォルティス戦でも勝ち点3を手に入れている。

 その中、チアゴ・マルチンスは今季ここまで公式戦全試合でフル出場を果たしているが、ブラジルメディアのインタビューにおいて「やや不安定なスタートだったけど、我々は早期にミスを修正した。神様のおかげもってJ1リーグ3試合で9ポイントを獲得したね。僕自身日本のフットボールにはすでに慣れているし、タイトルを争うためにもこのコンペティションで良いスタートを切るのは重要なことだと理解している。新戦力も加わったし、素晴らしいシーズンを送れると信じているよ」とコメントを残した。

 なお、横浜F・マリノスはすでにブラジル人FWエウベルとFWレオ・セアラの獲得を決めているほか、日本の移籍ウィンドウが数日後に閉鎖を迎える中、フォルタレーザECのFWロマリーニョ獲得に向けてクラブ間交渉を進めている。