レアル・マドリードからローマへレンタルにより加入しているスペイン人FWボルハ・マジョラルはローマへの完全移籍を望んでいるようだ。25日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
現在23歳のマジョラルは昨夏にレアル・マドリードから200万ユーロ(約2億6000万円)で2年レンタルでローマへ加入。今季はここまで公式戦35試合に先発出場し13ゴール7アシストをあげているほか、今年1月以降はボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコにかわって先発メンバーに名を連ねる機会が多くなっている。
同選手に関するローマとレアル・マドリードの取引においては買い取りオプションが付帯されているが、今季中に行使する場合は1500万ユーロ(約19億3000万円)、そして来季中の行使では2000万ユーロ(約25億7000万円)がレアル・マドリードに支払われる。
ローマで順調なキャリアを歩んでいるマジョラルだが、同選手の代理人は来季以降について「彼はローマにとどまるはずだ。少なくとも我々はそうなることを願っている。マジョラルはレアル・マドリードの下部組織の歴史において最も優れた選手のひとりだったし、(彼の現状に)驚くことはない。彼はチームのためにプレーできるし、カリム・ベンゼマに似ている」と語っており、選手サイドとしてはローマへの完全移籍を望んでいることを明かした。
セリエAの舞台で自身の才能を開花させているマジョラルだが、ローマ首脳陣は同選手の去就についてどのような決断を下すのだろうか。
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