インテルのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルはリーグアンのオリンピック・マルセイユをはじめ複数クラブから関心を寄せられているが、来季もインテルでプレーするようだ。25日、チリのラジオ局『ADN Deportes』が報じている。
現在33歳のビダルはユベントスやバイエルン・ミュンヘン、バルセロナに在籍した後、昨夏にインテルへ加入。かつてユベントスでともに仕事をしたアントニオ・コンテ監督のもとで今季はここまで公式戦30試合に出場し2ゴール2アシストをあげていたが、今月12日に左ひざ半月板の手術を受けている。
ビダルとインテルの契約期間は2022年6月までとなっているが同選手の去就を巡っては、今冬以降コンテ監督がデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンのパフォーマンスを高く評価している中、先発での出場機会が減少していたことから不満を抱いていると伝えられていたが、来季の年俸が650万ユーロ(約8億4000万円)にアップすることを踏まえて残留するという見方が広まっていた。
そして同選手の代理人は『ADN Deportes』において「彼は契約が満了するまでインテルを離れることはない」と語っていることから、今夏残留が既定路線となっているようだ。現在は負傷離脱中のビダルだが、来季に再び本来のパフォーマンスを発揮してコンテ監督からの評価を高めたいところだ。
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