フィオレンティーナ、イアキーニの監督復帰を発表。セリエB降格圏とは勝ち点7差

ニュース文: Shota, 2021.03.25. 12:26 pm

　フィオレンティーナは24日、ジュゼッペ・イアキーニ氏が再び指揮官を務めることを公式発表している。

　フィオレンティーナは今夏にイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラをはじめ複数選手の獲得に成功したもののシーズン序盤から黒星が先行すると、昨年11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、チェーザレ・プランデッリ氏を招へいしていた。しかし、監督交代後もチーム状況が好転することはなく、21日に行われたセリエA第28節・ミラン戦では2-3と敗れたことにより勝ち点29の14位とセリエA残留争いに巻き込まれている。

　その中、フィオレンティーナとの契約期間を今年6月まで残しているプランデッリ監督が辞意を表明。クラブ首脳陣もこれを受け入れると、23日に同監督の辞任が公式発表。フィオレンティーナは後任としてイアキーニの復帰を決断している。

　なお、フィオレンティーナは現在セリエB降格圏の18位カリアリと7ポイント差となっている。今季も残り約2カ月となる中、再び指揮官を務めることになったイアキーニ氏の手腕が試される。