パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表DFフアン・ベルナトはかねてからバルセロナ移籍の可能性がささやかれていたが、PSGは16日に同選手との契約延長を公式発表している。
バレンシアの下部組織出身であるベルナトは2014年夏にバイエルン・ミュンヘンへ移籍するとブンデスリーガやDFBポカール(ドイツ国内カップ戦)をはじめ多くのタイトル獲得に貢献。2018年夏にはPSGへ完全移籍により加入すると、移籍1年目に公式戦39試合に出場しリーグアンのタイトルを手に入れていたが、昨年9月に左ヒザの前十字じん帯断裂という大怪我に見舞われると現在も戦列を離れている。
ベルナトの去就を巡っては、今年6月に契約満了を迎えることもあり、ディフェンス陣の強化を目指すバルセロナが関心を寄せていると伝えられていた。しかし、PSGは同選手と2025年6月までの新契約を結ぶことで合意に達したことを発表したことにより、今夏移籍の可能性が消滅している。
なお、PSGは先日アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアとも新契約締結を行っているが、現行契約の期間が2022年6月までであるフランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWネイマールとの契約延長が優先課題となっている。
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