スウェーデンサッカー協会(SvFF)は16日にFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選グループステージ3試合にむけたメンバーを公式発表しているが、ミランで好調を維持するFWズラタン・イブラヒモビッチがEURO2016以来およそ4年9カ月ぶりに招集された。
イブラヒモビッチは昨年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーからミランに復帰すると39歳という年齢を感じさせないような好パフォーマンスを発揮。今季はここまですでに2桁得点をあげておりチームの上位躍進に貢献している。また、同選手はこれまで中心選手としてスウェーデン代表をけん引してきたが、2016年に開催されたEURO2016を最後に一度は代表引退を発表。その後、2018年のワールドカップ・ロシア大会では自身のSNSでスウェーデン代表復帰の可能性を示唆するコメントを残したことが大きな話題を呼んでいたが、実現には至っていなかった。
しかし、スウェーデン代表を率いるヤンネ・アンデション監督は昨年11月に同選手と会談を行ったことから代表復帰の可能性が取りざたされると、今月のインターナショナルマッチウィークにおいて代表復帰することにより両者が合意に達したと伝えられていた。
なお、スウェーデン代表は25日にカタールW杯欧州予選のグループステージ第1節・ジョージア戦を控えているほか、今月のインターナショナルマッチウィークではコソボやエストニアとの対戦にも臨む予定となっている。
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