ユベントスが保有権を持つイタリア代表DFダニエレ・ルガーニは今冬のマーケット期間でカリアリへレンタル移籍により加入しているが、来季以降の去就に関する考えを明かしているようだ。15日、イタリアメディア『トゥットメルカート』が報じている。
ルガーニは昨季、マウリツィオ・サッリ監督のもとで公式戦14試合の出場に終わったことから、出場機会を求めて昨年10月にリーグアンのスタッド・レンヌに1年レンタルにより加入。しかし、加入直後のタイミングで大腿筋に問題を抱えたことにより戦線離脱を強いられると復帰後もピッチに立つことはなかった。その後、同選手はスタッド・レンヌでのレンタル期間を今年1月までに切り上げると、トリノやボローニャ、パルマなど複数クラブが関心を寄せる中、今冬のマーケット期間最終日にカリアリへ今年6月までの期間によるレンタル移籍で加入していた。
ルガーニはカリアリ加入以降、公式戦7試合すべてで先発出場しており、14日に迎えたセリエA第27節・ユベントス戦でも後半途中までプレーしている。その中、同選手の代理人は『トゥットメルカート』の取材において「(ルガーニの去就について)シーズン終了後にどうなるのか見てみよう。ダニエレは先発出場の機会を得られるクラブを探していたし、26歳にして見つかった。我々としてはこのクラブでの経験を積み重ねたいと考えているが、まずはユベントスと話をしなければならない」と語っている。
ユベントスではイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチやオランダ代表DFマタイス・デ・リフトらを前にレギュラー定着には至れなかったものの、カリアリでようやく本来のパフォーマンスを発揮していることに充実感を味わっているだろう。
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