フィオレンティーナの元フランス代表FWフランク・リベリーは今夏に退団する可能性が高いようだ。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
リベリーは2019年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団しフリーでフィオレンティーナに加入。セリエA初挑戦となった昨季には足首の負傷により長期離脱を強いられていたが、今季は先月に筋肉系トラブルにより戦列を離れていたがここまで公式戦18試合に先発出場している。
リベリーとフィオレンティーナの契約期間は今年6月までとなっているが、現時点で両者は契約延長合意に至っていない。また、同選手は今月3日に行われたセリエA第25節・ローマ戦で後半途中でピッチを後にしているが、この交代を決断したチェーザレ・プランデッリ監督に対して苛立ちを見せており、両者の関係が悪化しているという見方が広まっている。
リベリーは先日、ドイツメディアのインタビューにおいてブンデスリーガ復帰の可能性を除外していないことを明かしている。また、ミランの副会長を務めた過去を持ち現在モンツァのCEO(最高経営責任者)であるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がセリエA昇格を果たした場合に同選手の獲得に動く姿勢を見せている。
なお、フィオレンティーナ首脳陣は今季終了後の監督交代を検討していると伝えられている。監督人事も含めてリベリーの去就に引き続き注目が集まる。
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