ユベントスはオランダ代表DFマタイス・デ・リフトの放出に応じない姿勢を見せているようだ。8日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が報じている。
2019年夏にアヤックスからユベントスに加入したデ・リフトは肩の負傷により今季は開幕から出遅れたものの、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチらとともにディフェンス陣の主力としてここまで公式戦19試合に先発出場している。
一方、ユベントスは新型コロナウイルス感染拡大の影響により昨年下半期の損失額が1億1370万ユーロ(約147億)にのぼる中、3100万ユーロ(約40億円)という巨額の年俸を受け取っているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの新契約締結を検討している模様。赤字を補填するためにも、デ・リフトの放出に踏み切るという報道がにわかに駆け巡っていた。
デ・リフトにはマンチェスター・ユナイテッドが関心を示しているが、ユベントスは同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏とコンタクトをとり、デ・リフトを手放さない意向を伝えたものとみられる。デ・リフトにはボヌッチやイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが支えてきたディフェンス陣を継承する存在として引き続き期待が寄せられる。
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