インテルのアントニオ・コンテ監督は来季も指揮を執るかどうか不透明であることをほのめかしているようだ。7日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
コンテはユベントスやイタリア代表、チェルシーを率いた後、2019年夏にインテルの指揮官に就任。今季はリーグ戦で勝ち点59を獲得し首位に立っているが、UEFAチャンピオンズリーグではグループステージで最下位となると、コッパ・イタリアも準決勝での敗退となっている。くわえて新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中国の蘇寧グループがインテルを売却する方針を固めたことが大きな話題を呼んでいる。
その中、コンテ監督は8日に開催予定のセリエA第26節・アタランタ戦の前日記者会見において契約延長を行う可能性を問われると「まだ1年間インテルとの契約期間が残っているが、我々は今シーズン終了までのことに集中しなければならない。クラブの周囲でこれから何が起こるのか私には分からないし、想像もできない」と語っている。
スクデット獲得の可能性が高まる中での売却報道に周囲からクラブの将来を心配する声が上がっているが、コンテ監督の去就にも再び注目が集まるかもしれない。
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