ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は来季、セリエAの他クラブで指揮を執るかもしれない。5日、イタリア・ナポリの地元メディア『Radio Kiss Kiss』が報じている。
ガットゥーゾは2019年12月にカルロ・アンチェロッティの後任としてナポリの指揮官に就任すると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを獲得。しかし、今年1月24日に行われたセリエA第19節・エラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上。先月中旬に開催された第22節・ユベントス戦で勝利したことにより続投の可能性が報じられていたが、UEFAヨーロッパリーグで敗退したことにより再び周囲が騒がしくなっている。
また、ガットゥーゾ監督とナポリの契約期間は今年6月までとなっているが、現時点で契約延長にむけての交渉は行われていない模様。クラブ首脳陣はすでに後任人事の選定に着手しており、元ナポリ指揮官であるラファエル・ベニテス氏やマウリツィオ・サッリ氏にコンタクトをとったと伝えられている。
その中、フィオレンティーナのロッコ・コミッソ会長はガットゥーゾの代理人にコンタクトをとった模様。フィオレンティーナは今季途中からチェーザレ・プランデッリが指揮を執っているが、チーム全体に大幅な改善の兆しは見られず、プランデッリ監督との契約が今年6月に満了を迎えるため、今季終了後での指揮官交代を検討しているようだ。
なお、ガットゥーゾの去就を巡っては、現在プレミアリーグで12位となっているウルバーハンプトン・ワンダーラーズが招へいに動く可能性があると『トゥットメルカート』が伝えていた。
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