ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は今季終了後に退任する可能性が高いようだ。3日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
ナポリは2019年12月からカルロ・アンチェロッティを解任してジェンナーロ・ガットゥーゾを招へいすると、昨季はコッパ・イタリアのタイトルを手に入れていた。しかし、ガットゥーゾ監督の去就を巡っては、今年1月24日に行われたセリエA第19節・エラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上。2月中旬に開催された第22節・ユベントス戦で勝利を収めたことにより、続投の可能性が報じられていたが、UEFAヨーロッパリーグで敗退したことにより再び周囲が騒がしくなっている。
同監督とナポリの契約期間は今年6月に満了を迎えるが、現時点で契約延長にむけた動きはない模様。また、クラブ首脳陣はすでに後任人事の選定を行っているものとみられ、元ナポリ指揮官であるラファエル・ベニテス氏やマウリツィオ・サッリ氏のほかにもサッスオーロのロベルト・デ・ゼルビ監督、エラス・ベローナのイバン・ユリッチ監督、そして今季昇格組であるスペツィアのビンチェンツォ・イタリアーノ監督をリストアップしているようだ。
なお、ナポリは3日に行われた第25節・サッスオーロ戦で試合終了間際に同点に追いつかれて勝ち点1の獲得にとどまっている。また、試合前にサッスオーロの幹部はデ・ゼルビ監督の去就について来季も指揮を執ることが既定路線となっていることを強調するコメントを残している。
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