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アーセナルへレンタル移籍のウーデゴール、今夏レアル復帰が既定路線か

マルティン・ウーデゴール 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードは現在アーセナルへレンタル移籍中のノルウェー代表FWマルティン・ウーデゴールを復帰させることを前提条件としているようだ。27日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 ウーデゴールは昨夏にレアル・ソシエダでのレンタル期間を終えてレアル・マドリードに復帰したものの、今季は2度のわたる負傷離脱もありレアル・マドリードではここまで公式戦わずか5試合の先発出場にとどまっていた。その後、同選手は出場機会を求めてクラブ首脳陣に対して今冬移籍を志願すると、今年6月までのレンタル移籍によりアーセナルの一員となっている。

 現在22歳のウーデゴールはアーセナルへ加入してからすでに4試合で先発メンバーに名を連ねるなどミケル・アルテタ監督から確かな戦力として期待されていることから、来季以降もアーセナルにとどまることを望んでいると伝えられているが、両クラブのの取引に買い取りオプションは付帯されていない。

 また、アルテタ監督は先日、メディアインタビューにおいて同選手の去就についてアーセナル側に決定権がないことを明かしていたが、『マルカ』はウーデゴールが将来的に主力として中盤を支えることをレアル・マドリードが期待していると主張している。

 数シーズン前に鳴り物入りでレアル・マドリードに加入したものの、本来のパフォーマンスを発揮できていなかったウーデゴールとしては、まずはアーセナルでのレンタル期間中に結果を残したいところだ。