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インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス「バルサ移籍へ動いていたが…」

ラウタロ・マルティネス 写真提供: Gettyimages

 インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスはバルセロナ移籍を考えていないことを改めて明言しているようだ。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

 ラウタロ・マルティネスは2018年夏にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入すると、移籍1年目から前線の主力に定着。今季はここまで公式戦33試合に出場し15ゴール7アシストをあげており、アントニオ・コンテ監督から厚い信頼を寄せられている。

 同選手とインテルの現行契約は2023年6月に満了を迎えるが、バルセロナが昨夏までに2度にわたりオファーを提示したことが大きな話題となっていた。これについてラウタロ・マルティネス本人は「(バルセロナ移籍にむけて)我々は動いていたね。どのようにして移籍に近づいたのかについては明かせない。だけど、(アントニオ・)コンテは『俺はここ(インテル)のことに集中している。それが(クラブとの)約束なんだ』と言った」とバルセロナ移籍を検討していたことを明かしている。

 そして「あれはもう過去のことだ。今はインテルと契約を結び直そうとしているところだし、ここに長い間とどまるつもりだよ」とコメントを残しており、今後もインテルでプレーする姿勢を示した。なお、ラウタロ・マルティネスの代理人はクラブ首脳陣と契約延長にむけて複数回にわたって会談を重ねており、一部のイタリアメディアは両者が2024年6月まで契約期間を延長することで概ね合意に達したと伝えている。