明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリを獲得するかもしれない。25日、ブラジルメディア『HOJEEMDIA』が伝えている。
タルデッリは2003年にサンパウロでプロデビューを果たすと、レアル・ベティスやPSVアイントホーフェンにレンタル移籍により在籍していた。その後はブラジル国内やロシア、カタールのクラブを渡り歩くと、2015年にアトレチコ・ミネイロから中国スーパーリーグの山東魯能(現山東泰山)に加入。在籍3シーズンにおいて公式戦73試合に出場し41ゴールをあげている。そして2019年に再び舞台をブラジル国内に移すと昨年にアトレチコ・ミネイロに加わったが、足首の負傷により長期離脱を強いられて公式戦わずか2試合の出場にとどまっていた。
タルデッリとアトレチコ・ミネイロの現行契約は今月28日に満了を迎えるが、同選手の去就を巡っては今年1月にJリーグクラブがオファーを提示しているという噂が飛び交っていた。また、アトレチコ・ミネイロ首脳陣はタルデッリと新契約を結ばないという見方が広まっているほか、一部のブラジルメディアはかつて2014年にアトレチコ・ミネイロの指揮官を務めていたレヴィー・クルピ氏とセレッソ大阪で再びともに仕事をする可能性があると伝えている。
なお、タルデッリはブラジル代表の一員として通算14試合に出場して3ゴールをあげた過去を持つ。現在35歳であり、今年2月の公式戦でピッチに立つまでおよそ半年にわたり戦列を離れていたが、果たして日本で再起を図ることになるのだろうか。
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