バイエルン・ミュンヘンを今夏に退団することが決定しているオーストリア代表DFダビド・アラバにレアル・マドリード以外のクラブも獲得オファーを提示しているようだ。23日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が公式発表されている。
また、同選手の去就を巡っては、今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約でオファーを提示し、選手サイドと合意に達したと伝えられていた。しかし、ここにきてパリ・サンジェルマン(PSG)が正式に獲得オファーを提示しており、近日中にも会談が行われるものとみられる。
ダビド・アラバはバイエルン退団を表明した際に、来季の所属クラブが決定していないことを明かしているが、依然として複数のビッグクラブによる争奪戦は展開されているようだ。
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