明治安田生命J1リーグの柏レイソルはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・パラナエンセに所属するMFニコンの獲得が厳しいかもしれない。18日、ブラジルメディア『FUTEBOL NA VIEA』が伝えている。
ニコンはプロデビュー前にロシアのCSKAモスクワやオランダのPSVアイントホーフェンに在籍した経験があり、2010年にアトレチコ・ミネイロの下部組織からトップチーム昇格を果たしている。その後、ブラジル国内の複数クラブへのレンタル移籍を繰り返した後、2015年1月にアトレチコ・パラナエンセへ加入。昨季はトップ下、右サイド、センターフォワードなど様々なポジションをこなしながら公式戦22試合に出場し2ゴール3アシストをあげていた。
同選手の去就を巡っては、かねてからコリンチャンスが動向を注視している中、柏レイソルも獲得を狙っている模様。そしてここにきてサンパウロが獲得にむけて本格的な動きを見せており、水面下でし烈な争奪戦が繰り広げられているようだ。
なお、ニコンとアトレチコ・パラナエンセの契約期間は2021年12月に満了を迎えるが、両者は150万ドル(約1億5700万円)以上のオファーが届いたのみ移籍を認めることで合意に至っているものとみられる。柏レイソルは先日、ボタフォゴSPのFWペドロ・ラウル獲得でクラブ間合意に至っているほか、すでにMFロドリゴ・アンジェロッティとMFドッジの獲得を公式発表しているが、新たにブラジル人の新戦力を連れてくるのだろうか。
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