明治安田生命J1リーグの大分トリニータは17日、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセからブラジル人MFマテウス・ペレイラをレンタルで獲得したことを公式発表している。
ペレイラは2017年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のフィゲイレンセでプロデビュー。昨年はレギュラーとして出場機会を重ね11月にアトレチコ・ゴイアニエンセに加入するものの、移籍後はリーグ戦で5試合の先発出場に終わっていた。また、ブラジルメディアの報道によると、同選手の去就を巡っては大分トリニータが1月中旬に獲得を打診。一度は却下されたものの、2月に入って100万レアル(約2000万円)による1年レンタルという条件でクラブ間合意に達していた。
ペレイラは大分トリニータの一員になることについて「大分サポーターの皆さん、ペレイラです。大分トリニータという素晴らしいクラブに移籍できてとても嬉しいです。私は守備的なボランチですが、状況を見ながら攻撃にも参加し、チームが得点を奪えるように貢献したいと思います。また、献身的なプレーをし、チームのコミットメントや意志を尊重することを約束し、決して諦めない闘いを見せます。新しいチームメイトとすぐに一緒になって、簡単なことではないですがこの新しい挑戦を成功させ、チームに貢献できるように頑張ります!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
なお、大分トリニータはペレイラの背番号が「31」に決定したこと、ならびに日本政府が新型コロナウイルス感染拡大による外国人の新規入国制限措置をとっていることにより、同選手が規制緩和後に来日し、新型コロナ感染症隔離期間をへてチームに合流することをあわせて発表している。
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