明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は16日、昨季限りでヴィッセル神戸を退団したブラジル人DFダンクレーの獲得を公式発表している。
ダンクレーは2019年にポルトガルのヴィトーリア・セトゥバウからヴィッセル神戸に加入。強靭なフィジカルを武器に最終ラインを支えると、移籍1年目はレギュラーとして公式戦33試合に先発出場し、天皇杯優勝に大きく貢献した。しかし、昨季は外国籍選手の枠の兼ね合いもありAFCチャンピオンズリーグの登録メンバーから外れると、公式戦22試合での先発出場と昨季より出場機会を減らし、シーズン終了後に契約満了を告げられていた。
一方、セレッソ大阪はクロアチア人DFマテイ・ヨニッチが退団したことにより、ブラジル1部のセアラーSCに所属していたDFチアゴの獲得を決めていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により入国の時期が不透明であることも踏まえてダンクレーの緊急獲得に踏み切った格好だ。
ダンクレーはセレッソ大阪の一員となったことについて「まずは森島社長そしてチーム関係の皆様にこうして迎えていただき、セレッソ大阪に加入する事ができて嬉しく思います。チーム一丸となってチームの目標そして個人の目標に近づけるように、まずは一歩ずつ全力で戦っていきたいと思います。このような素晴らしい選手、スタッフ、サポーターの皆さんが揃っているセレッソ大阪なら目標を達成する事ができると信じています。一つでも多くのタイトルを獲れる様に頑張っていきましょう!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。
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