明治安田生命J1リーグの清水エスパルスで今季もプレーするブラジル人DFヴァウドは、日本でできる限り長く現役生活を送りたいと考えているようだ。15日、ブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
セアラーSCから昨年1月に清水エスパルスに完全移籍で加入したヴァウドは2月16日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第1節・川崎フロンターレ戦でフル出場。いきなり来日初のデビューを果たすとJ1リーグでも開幕節のFC東京戦での先発出場を皮切りにレギュラーに定着。中断期間明けも不動のセンターバックとしてピッチに立ちつづけるなど、公式戦30試合で先発メンバーに名を連ねた。
同選手は昨季終了後に清水エスパルスと契約更新を行っているが、『グローボ』の伝えるところによると新たに2年契約を交わしているようだ。そんなヴァウドはブラジルメディアのインタビューにおいて「僕にとって、日本でのプレーはあらゆる観点で素晴らしい経験だし、海外挑戦という夢を満足なものにさせてくれるね。日本は信じられないほど素晴らしい国だし、ここでプレーし続けたいという僕の願望は強まるばかりだよ。過去に多くのブラジル人が在籍していた日本の偉大なクラブでキャプテンを任せられたことに特別な感情を抱いているよ」
「結婚して父親になったから日本にとどまりたいと思っているね。僕の生まれ育った国と違って日本ではひとりの人間に対するリスペクトの精神がある。だからこそ日本に長く居続けたいという思いが強くなるよ」とJリーグでのプレーを続けたい理由について語った。
J1リーグ上位進出を目指して今冬のマーケットで日本代表GK権田修一をはじめ多くの選手を迎え入れた清水エスパルスだが、ヴァウドは今シーズンもディフェンス陣の一角で好パフォーマンスを発揮するはずだ。
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