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セレッソ大阪を退団のデサバト、母国アルゼンチン復帰の可能性浮上。本人の決断は…

セレッソ大阪 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪を昨季限りで退団したアルゼンチン人MFレアンドロ・デサバトに母国復帰の可能性が浮上しているようだ。15日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が報じている。

 デサバトは2019年にブラジルの名門であるヴァスコ・ダ・ガマから完全移籍で加入。ミゲル・アンヘル・ロティーナ前監督のもと中盤での守備的な役割を主に期待され、移籍1年目の2019シーズンは21試合に先発出場。昨季も25試合で先発メンバーに名を連ねたが11月下旬以降はベンチ外になることが多く、シーズン終了後に契約満了を告げられていた。

 デサバトは今年もJリーグクラブでプレーすることを望んでいたものの、Jリーグ開幕までおよそ2週間に迫る中でもフリーの身となっているが、アルゼンチンのクラブ・アトレティコ・ウラカンが獲得に動いている模様。同クラブには昨夏にコロンビアのインデペンディエンテ・メデリンからアルゼンチン人MFアドリアン・アレーギが2021年12月までのレンタル移籍により加入しているものの、インデペンディエンテ・メデリンへ早期復帰の可能性が高まるなど去就が不透明となっており、後釜としてデサバトの動向を注視している。

 ただ、デサバト本人は家族とともにアルゼンチンへ帰国するかどうか決断していないものとみられ、熟考を重ねているようだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響により入国制限が行われている中、果たしてデサバトは日本を離れることになるのだろうか。