Jリーグ 川崎フロンターレ

日本代表MF守田英正、ポルトガル1部クラブ監督が獲得の背景明かす「彼のプレーを見た後…」

守田英正 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレからプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)のCDサンタ・クララに移籍した日本代表MF守田英正についてダニエル・ラモス監督が獲得に至るまでの過程を明かした。13日、ポルトガルメディア『MAIS FUTEBOL』が報じている。

 守田英正は2017年に川崎フロンターレの特別指定選手となり、2018年に入団。し烈なポジション争いの中で一気にレギュラーを確保すると2020シーズンはリーグ戦32試合に出場するなどJ1リーグ優勝、さらには天皇杯制覇に大きく貢献し、今冬のマーケット期間でCDサンタ・クララと3年半の契約期間でサインを交わした。

 チームを率いるラモス監督は同選手について「守田のプレーを見た後、すぐに『まさに私が(獲得を)望んでいる選手だ。彼を連れてくることが可能ならば、ぜひ獲得してほしい』と(首脳陣に)リクエストした。彼のプレースタイルは私が好んでいるものだ」と獲得の要因が監督自身の要望であることを明言。

 また、守田英正の現状については「彼は少しだけ英語を話せるね。彼は即座に翻訳することができない時があるので、会話を録音している。そして録音した音声を通訳に送って日本語に訳してもらっている。録音については私から許可を得た上でやっている」と語っている。今年1月下旬にはゴールを決めた守田英正だが、シーズン終盤にむかうにつれて、さらにチームの根ざすフットボールスタイルにフィットしてくるだろう。